立っている時に姿勢を保持する筋肉があります。
抗重力筋です。
抗重力は文字通り重力に抗って姿勢を保持する筋肉の総称です。
大きく分けると
背中・・・脊柱起立筋群
お腹・・・腹直筋、腸腰筋
お尻・・・大殿筋
太もも・・・大腿四頭筋、ハムストリングス
ふくらはぎ・・・下腿三頭筋(腓腹筋、ヒラメ筋)、前脛骨筋
立って姿勢を保つだけでこれだけの筋肉が使われています。
特に大事なのが背中側の脊柱起立筋群、ハムストリングス、下腿三頭筋です。
背中側にある筋肉は全て姿勢を保持する時に
持続的に筋緊張を保たなければならないからです
この筋肉が衰えてしまうと、背すじを伸ばしづらくなり、
猫背になりやすくなります。