在宅・スマホ時間で進む「巻き肩」と夏の肩こり――姿勢から見直すケア
2026/06/17
「気づくと肩が前に丸まっている」
「夏になると、いつも以上に肩や首がこる」
「鏡に映る自分の姿勢が、なんだか猫背に見える」
「肩を後ろに引こうとすると、つっぱって痛い」
――そんなお悩み、感じていませんか。
近年、在宅ワークやスマートフォンの普及で、私たちが画面を見つめる時間は大きく増えました。そして暑い夏は、屋外の活動を避けて室内で過ごす時間がさらに長くなりがちです。冷房の効いた部屋で、長時間うつむいてスマートフォンやパソコンを見続ける――この姿勢こそ、肩が前に丸まる「巻き肩」を進ませる大きな原因なのです。
巻き肩は、見た目の印象を左右するだけでなく、肩こりや首のこり、呼吸の浅さ、疲れやすさなど、さまざまな不調にもつながります。「肩こりはいつものこと」とあきらめてしまいがちですが、その背景にある“姿勢”に目を向けることで、ぐっと楽になることがあります。このコラムでは、加須の人気整体院・カラダドクター整体院が、巻き肩と夏の肩こりのしくみから年代別の特徴、ご自宅でできるセルフケア、そして整体でのコンディショニングまで、わかりやすくお伝えします。肩こりや姿勢に悩む方は、ぜひ最後までご覧ください。
■「巻き肩」とは――肩が前に巻き込んだ姿勢
巻き肩とは、その名のとおり、両肩が本来の位置よりも前方に丸まり、内側に巻き込んでしまった姿勢のことをいいます。横から見たときに、耳よりも肩が前に出ているような状態が目安です。
私たちの肩や腕は、本来、背骨の上で自然なバランスを保っています。ところが、長時間うつむいた姿勢や前かがみの作業が続くと、胸の前側の筋肉がかたく縮こまり、逆に背中側の筋肉は引き伸ばされて弱くなっていきます。このアンバランスが続くことで、肩がだんだん前へと引っぱられ、巻き肩が定着していくのです。
巻き肩になると、頭や腕の重みを支えるために、首や肩、背中の筋肉が常に緊張を強いられます。その結果として現れるのが、慢性的な肩こりや首のこり、背中の張りです。さらに、肩が前に丸まると胸が縮こまり、呼吸が浅くなりやすいともいわれています。呼吸が浅くなると、酸素を十分に取り込みにくくなり、疲れやすさやだるさにつながることもあります。
つまり巻き肩は、単なる「姿勢の問題」にとどまらず、肩こりや疲労感など、さまざまな不調の入り口になりうるのです。
■どうして夏に肩こりが悪化しやすいの?
「肩こりは冬のもの」と思われがちですが、実は夏にも肩こりが悪化しやすい理由があります。
【1】冷房による冷えとこわばり
冷房の効いた室内に長くいると、肩や首まわりの筋肉が冷え、血流が悪くなり、こわばりやすくなります。とくに冷気が直接肩や首に当たる環境では、知らないうちに筋肉が緊張してしまいます。
【2】室内・スマホ時間の増加
暑さで外出を控え、室内で過ごす時間が長くなると、自然とスマートフォンやパソコンを見る時間も増えます。うつむいた姿勢が続くことで、巻き肩や肩こりが進みやすくなります。
【3】自律神経の乱れ
猛暑と冷房による寒暖差で自律神経が乱れると、筋肉の緊張がほぐれにくくなり、肩や首のこりを感じやすくなります。
【4】運動不足と巡りの低下
暑さで体を動かす機会が減ると、全身の巡りが滞り、肩まわりの筋肉に老廃物がたまりやすくなります。
これらの要因が重なることで、夏は意外にも肩こりが悪化しやすい季節になるのです。
■女性に巻き肩・肩こりが多い理由
巻き肩や肩こりは、とくに女性に多い悩みです。その背景にはいくつかの理由があります。
ひとつは、筋肉量です。女性は男性に比べて、肩や首、背中を支える筋肉量が少ないため、頭や腕の重みを支えきれず、姿勢がくずれやすい傾向があります。
ふたつめは、生活スタイルです。デスクワークやスマートフォンの使用、家事や育児など、前かがみの姿勢になる場面が多いことも、巻き肩を後押しします。
みっつめは、冷えやすさです。女性は冷えを感じやすく、冷房による肩・首まわりのこわばりが起こりやすい傾向があります。
こうした要素が重なる30〜50代の女性は、夏の巻き肩・肩こりを感じやすい世代といえるでしょう。
■あなたは大丈夫?巻き肩・肩こりセルフチェック
まずは、ご自身の姿勢や肩の状態をチェックしてみましょう。当てはまる項目はいくつありますか。
□ 壁に背中をつけて立つと、肩や後頭部が壁につきにくい
□ 鏡を横から見ると、耳より肩が前に出ている
□ 肩を後ろに引こうとすると、胸や肩がつっぱる
□ 一日のうちスマートフォンやパソコンを見る時間が長い
□ 気づくと肩が前に丸まり、猫背になっている
□ 肩や首のこりが慢性的に続いている
□ 背中や肩甲骨のあたりが張って重だるい
□ 呼吸が浅い・深呼吸がしづらいと感じる
□ 冷房の効いた場所にいると肩や首がこわばる
□ 頭痛や眼精疲労を感じることがある
【3つ以上当てはまった方】
巻き肩や姿勢のくずれが進みやすい状態かもしれません。日々のセルフケアを意識してみましょう。
【5つ以上当てはまった方】
巻き肩がかなり定着している可能性があります。姿勢の見直しに加え、専門家による全身のコンディショニングを取り入れることをおすすめします。
なお、肩や腕に強いしびれや痛みがある、力が入りにくいといった場合は、別の原因が隠れていることもあります。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。
■年代別に見る、巻き肩・肩こりの特徴とケアのポイント
▼30代――スマホ・デスクワークで姿勢がくずれ始める世代
仕事でのパソコン作業や、プライベートでのスマートフォン使用が多い30代。前かがみの姿勢が長時間続くことで、巻き肩が少しずつ進んでいきます。体力に余裕があるぶん、肩こりも「いつものこと」と見過ごしがちです。
この世代は「姿勢に気づく習慣」がポイント。こまめに肩を回す、画面の高さを調整する、長時間同じ姿勢を続けないなど、小さな工夫から始めてみましょう。
▼40代――こりが慢性化しやすい世代
40代になると、筋力の低下や代謝の変化により、肩こりが慢性化しやすくなります。「以前は一晩で楽になっていたのに、こりが抜けにくくなった」と感じる方が増える世代です。巻き肩による姿勢のくずれも、より定着しやすくなります。
この世代は、こわばった筋肉をゆるめ、巡りを促すケアが大切。湯船につかる、ストレッチを習慣にするなど、肩まわりをやわらかく保つ工夫を取り入れましょう。
▼50代――姿勢の変化を実感しやすい世代
50代になると、筋力や柔軟性の変化に加え、いわゆる更年期による自律神経の揺らぎも重なり、肩こりや姿勢のくずれを実感しやすくなります。肩こりとともに、だるさや疲れやすさを感じることも少なくありません。
この世代は無理をせず、肩まわりを冷やさないこと、こまめに体をほぐすことを意識しましょう。一人で抱え込まず、専門家のサポートを取り入れることも、楽に過ごすための助けになります。
■今日からできる、巻き肩・肩こりセルフケア
巻き肩・肩こりケアの基本は、「縮こまった胸をひらく」「肩甲骨を動かす」「冷やさない」の3つです。ご自宅や職場でできる工夫をご紹介します。
【1】胸をひらくストレッチ
巻き肩では、胸の前側の筋肉が縮こまっています。両手を後ろで組み、ゆっくり胸を開いて肩甲骨を寄せるように伸ばしましょう。1回20〜30秒、無理のない範囲で。縮こまった胸をひらくことで、肩が本来の位置に戻りやすくなります。
【2】肩甲骨を動かす
両肩をすくめるように持ち上げ、後ろにストンと落とす動きを繰り返します。また、肩を大きく前回し・後ろ回しするのも効果的。肩甲骨まわりを動かすことで、こわばった筋肉がほぐれ、巡りが促されます。
【3】こまめに姿勢をリセット
デスクワークやスマートフォンの使用中は、30分〜1時間に一度、肩を回したり、背筋を伸ばしたりして姿勢をリセットしましょう。スマートフォンは目線の高さに近づけ、うつむきすぎないように意識します。
【4】肩・首を冷やさない
冷房の効いた場所では、ストールやカーディガンで肩や首を冷えから守りましょう。冷気が直接当たらないよう、風向きにも気を配ります。
【5】湯船につかる
ぬるめのお湯にゆっくりつかると、肩まわりの筋肉が温まり、こわばりがゆるみやすくなります。お湯のなかで軽く肩を回すのもおすすめです。
【6】深呼吸を意識する
巻き肩で浅くなりがちな呼吸を、意識的に深くしてみましょう。鼻からゆっくり吸って、口から長く吐く。胸とお腹をふくらませる深呼吸は、姿勢を整え、リラックスにもつながります。
これらのセルフケアは、続けることで少しずつ肩まわりのコンディションを整えてくれます。とはいえ、「ストレッチをしてもすぐにこってしまう」「巻き肩が定着して戻りにくい」と感じる場合は、専門家による全身のコンディショニングを取り入れることも一つの選択肢です。
■整体でできること――姿勢とバランスを整えるコンディショニング
「肩こりは揉めば楽になる」と思われがちですが、表面の筋肉をほぐすだけでなく、姿勢のくずれやからだ全体のバランスに目を向けることで、巻き肩や肩こりが起こりにくい状態へ近づけていくことができます。
加須の人気整体院・カラダドクター整体院では、お一人おひとりのからだの状態に合わせて、次のようなアプローチを組み合わせています。
◎アクティベーター
専用の器具を使い、ごく軽い刺激でからだのバランスを整えます。背骨や肩まわりの状態をていねいに整えていくことで、姿勢が整いやすい土台づくりをサポートします。強い力でボキボキ鳴らす施術ではないため、痛みに敏感な方やご年配の方にも安心して受けていただけます。
◎リンパドレナージュ
滞りがちなリンパや血液の流れを、心地よい手技でやさしく促していきます。
表面的なこりだけでなく、その奥にある“姿勢のくずれ”や“巡りの滞り”にまで目を向けてケアしていくのが、当院の考え方です。
カラダドクター整体院には、のべ6万5千件以上の施術実績を持つベテラン整体師が在籍しています。長年の経験をもとに、あなたの姿勢やからだの状態をていねいに見極め、いまのコンディションに合ったケアをご提案します。「加須で肩こりや姿勢の悩みを相談できる整体院を探している」という方は、ぜひ一度ご相談ください。
■よくあるご質問(Q&A)
Q1. 巻き肩は自分で治せますか?
A. 軽度であれば、胸をひらくストレッチや肩甲骨を動かす運動、姿勢を意識することで、改善を感じる方も多くいらっしゃいます。ただし、長年かけて定着した巻き肩は戻りにくいこともあります。セルフケアと専門家のサポートを組み合わせるのがおすすめです。
Q2. 肩こりは揉めば治りますか?
A. 揉むことで一時的に楽になることはありますが、強く揉みすぎるとかえって筋肉を傷めることもあります。大切なのは、こりの背景にある姿勢や巡りの状態に目を向けることです。
Q3. 整体に通えば肩こりは治りますか?
A. 整体は治療ではなく、こりや巡り、姿勢のバランスを整え、からだが本来の調子を取り戻しやすい状態へとサポートするものです。感じ方には個人差があります。日々のセルフケアと組み合わせていただくことで、より心地よくお過ごしいただきやすくなります。
Q4. どのくらいのペースで通えばいいですか?
A. お一人おひとりの状態やお悩みによって異なります。来院時にていねいにカウンセリングを行い、無理のない通い方をご提案しますので、お気軽にご相談ください。
Q5. デスクワーク中に気をつけることはありますか?
A. 画面の高さを目線に近づける、こまめに休憩して肩を回す、長時間同じ姿勢を続けないことがポイントです。小さな工夫の積み重ねが、巻き肩の予防につながります。
■まとめ――姿勢を見直して、肩も心も軽やかに
在宅ワークやスマートフォンの普及で、私たちがうつむく時間は大きく増えました。暑さで室内にこもりがちな夏は、その傾向がさらに強まり、肩が前に丸まる「巻き肩」や夏の肩こりが進みやすくなります。とくに30〜50代の女性は、筋肉量や姿勢のくずれやすさも加わり、肩こりを感じやすい世代です。
まずは、縮こまった胸をひらくこと、肩甲骨を動かすこと、こまめに姿勢をリセットすること。今日からできる小さなケアの積み重ねが、軽やかな肩と美しい姿勢をつくります。そして、「ストレッチをしてもすぐこる」「巻き肩が戻りにくい」と感じたときは、どうか一人で抱え込まず、専門家の手を借りてください。
加須で肩こりや姿勢の悩みを抱えている方は、ぜひカラダドクター整体院へお気軽にご相談ください。あなたが軽やかに毎日を過ごせるよう、ベテラン整体師が全力でサポートいたします。
※本記事は健康に関する一般的な情報提供を目的としたものであり、特定の疾患の診断・治療・予防、または効果を保証するものではありません。記載した内容の感じ方には個人差があります。気になる症状が続く場合や、強い痛み・しびれ・体調不良がある場合は、自己判断せず医療機関にご相談ください。


