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春になると体がだるい——「春バテ」の正体と自律神経・骨格の関係を整体師が解説

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春になると体がだるい——「春バテ」の正体と自律神経・骨格の関係を整体師が解説

春になると体がだるい——「春バテ」の正体と自律神経・骨格の関係を整体師が解説

2026/05/26

春になると体がだるい

——「春バテ」の正体と自律神経・骨格の関係を整体師が解説

カラダドクター整体院 上尾院

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肩こりや腰痛といった代表的な症状だけでなく、坐骨神経痛やストレートネックといった様々な不調をお抱えの上尾の方に対応しています。整体とカイロプラクティックを組み合わせ、症状にアプローチいたします。

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「3〜4月になると毎年体がだるくなる。なぜ春なのに辛いのか分からない」
「暖かくなってきたのに、眠れない・朝起きられない・気力が出ない」
「新年度になってから、肩こり・頭痛・めまいが悪化した」
「春はうれしい季節のはずなのに、なんとなく体調が悪くて憂うつになる」

「春バテ」という言葉を聞いたことはありますか?

夏バテ・秋バテは広く知られていますが、**「春バテ」も実は多くの方が毎年経験している、見落とされがちな季節性の体の不調**です。

春——3〜5月——は気温が上昇し、花が咲き、新生活が始まる明るい季節のイメージがありますが、体にとっては非常に負荷の高い季節でもあります。寒暖差・気圧変動・日照時間の急激な変化・新生活のストレス・花粉——これらが複合的に重なる春は、自律神経に最も過酷な季節のひとつです。

整体師として多くの患者さんを診てきた立場から言うと、春の不調は「気持ちの問題」でも「新生活の疲れだけ」でもありません。**冬の間に蓄積した体の硬化・自律神経の疲弊が、春の急激な環境変化に対応できないことで起きる「体の構造的な問題」**です。

このコラムでは、春バテのメカニズムを整体師の視点から解説し、「春を元気に過ごすための体づくり」の具体的な方法をお伝えします。

【整体師が見た「春バテの体」の共通パターン】

3〜5月にかけて、当院への来院理由に「春特有のパターン」が現れます。

「冬は乗り切ったのに、暖かくなってきてから体の調子が悪くなった」「4月に新しい環境になってから、肩こりと頭痛がひどい」という訴えが増えます。体を評価すると、春バテの方に共通した状態が見えてきます。

・頸椎(特に第1〜第3頸椎)のアライメント不良が顕著で、体温調節の自律神経機能が乱れている
・後頭下筋群が著しく過緊張しており、めまい・頭重感の原因になっている
・胸椎の後弯と肩甲帯の緊張が冬の間より増強している(寒さで縮んだ体が春の変化に対応できていない)
・骨盤の歪みが冬に固定化しており、春の活動量の増加に追いつけていない
・自律神経の評価で、交感神経と副交感神経の切り替えが鈍く、体温調節が乱れている

問診でさらに詳しく聞くと、こんな冬〜春の過ごし方が浮かびます。

・冬の間は運動を完全にやめており、筋膜が硬化した状態で春を迎えた
・暖かくなったので急に運動や外出を始めた(急激な活動量の増加)
・新年度の環境変化(転職・異動・入学・子どもの進学)によるストレスが重なっている
・花粉症の症状で睡眠が浅くなっている
・冬の食欲増加で栄養バランスが乱れていた

「春バテ」と「五月病」は混同されることが多いですが、違いがあります。五月病はゴールデンウィーク後の「心理的な落ち込み・やる気の低下」が主体であるのに対し、春バテは「体の物理的な不調(だるさ・頭痛・めまい・肩こり・不眠)」が主体です。もちろん両者は重なり合うことも多いです。

【春バテが「体に起こる」4つのメカニズム】 

なぜ春に体の不調が起きるのか。気温・気圧・自律神経・骨格という4つのメカニズムで解説します。

▼ メカニズム① 「寒暖差による自律神経の過剰応答」——体温調節が追いつかない
春の最大の特徴は「寒暖差の大きさ」です。3〜5月は1日の中で最大15〜20℃の温度差が生じることがあり、朝晩の冷えと日中の暖かさの繰り返しが自律神経に強い負荷をかけます。

体温調節を担う自律神経(交感神経と副交感神経)は、気温が変わるたびに血管の収縮・拡張を切り替えます。寒暖差が大きいほど、この切り替えの頻度と振れ幅が大きくなります。冬の間に筋膜が硬化し・自律神経が疲弊している体は、春の急激な寒暖差への対応力が低下しています。

「今日は暖かいな」と感じて薄着で外出したら夕方に急に寒くなる・朝は冷えていたのに昼は汗をかく——この繰り返しが、自律神経に「サーモスタットの誤作動」を引き起こします。その結果「体温調節ができない→だるい・頭が重い・冷えと熱感が交互に来る」という春バテ特有の症状が現れます。

▼ メカニズム② 「冬→春への骨格・筋膜の急激な解凍」——縮んだ体が一気に動かされる
冬の間、体は寒さへの防御として筋膜が収縮・硬化し、骨格も「縮んだ」状態になっています。これは生理的な適応反応です。春になり気温が上がると、この縮んだ体が急激に「解凍」される形になります。

問題は、この解凍プロセスが体に均等・緩やかに起きないことです。血流が回復しやすい部位と回復しにくい部位の差が生まれ、筋膜の硬化が残った部位が「春のだるさ・痛み」として現れます。特に首・肩・腰の深層筋膜は解凍が遅く、「暖かくなったのに肩こり・腰痛が治らない」という訴えの根本原因になります。

また冬に骨格の歪みが固定化した状態で春を迎えると、活動量が増えたときに「歪んだまま動く」ことによる慢性疲弊が起きます。

▼ メカニズム③ 「春の気圧変動」——低気圧と高気圧の交互来訪による内耳・自律神経への刺激
春は低気圧と高気圧が交互に日本を通過する「移動性高低気圧の季節」です。気象病コラム(第1弾②)で解説したように、気圧変動は内耳の前庭系→自律神経系→筋膜・関節への影響を通じて、頭痛・めまい・倦怠感・関節の痛みを引き起こします。

春は年間を通じて気圧変動が最も激しい季節のひとつです。特に3〜4月は「三寒四温」と呼ばれるように気温と気圧が頻繁に変動します。気象病の方にとって春が最も辛い季節のひとつである理由がここにあります。

▼ メカニズム④ 「新生活のストレス×自律神経」——環境変化が体に落とし込まれる
4月は日本社会において最大の環境変化の季節です。入学・入社・転勤・異動・子どもの進学——これらの変化は「喜ばしいこと」であっても、体にとっては強いストレスです。

ストレスは交感神経を過活動にさせ、筋肉・筋膜の慢性緊張を引き起こします。「4月になってから肩が固まった感じがする」「新しい職場になってから頭痛が続く」という訴えは、環境変化による交感神経の過活動が体に現れているサインです。感情×身体記憶コラム(第1弾⑩)で解説したように、精神的なストレスは体の緊張として刻まれます。


【「春バテが起きるまで」のプロセスを時間軸で見る——冬から春へ】

春バテは春になってから突然起きるのではなく、冬の過ごし方が大きく関係します。

■ 冬(12〜2月):「春バテの土台形成フェーズ」
寒さで体が縮み、筋膜が硬化します。運動量が減り、日照時間が短くなることでセロトニン分泌が低下します。クーラー・暖房による室内外の温度差が自律神経を消耗させます。「冬の体のメンテナンス不足」が春バテの土台を作ります。

■ 2月下旬〜3月:「急激な環境変化フェーズ」
花粉シーズンが始まり、気温の変動が大きくなります。体はまだ冬モードのまま、春の環境変化に対応しようとします。「花粉症の症状+季節の変わり目の不調」が重なり始めます。

■ 4月:「新生活ストレス×体の疲弊フェーズ」
環境変化のストレスが加わります。「頑張らなければ」という緊張から交感神経が過活動になります。体の疲弊と精神的なストレスが複合し、春バテの症状がピークになる時期です。

■ 5月:「限界フェーズ(五月病との重複)」
4月に頑張り続けた体と心が限界に近づきます。ゴールデンウィークで一気に休もうとすると、今度は急激な「副交感神経への切り替え」が起き、「ゴールデンウィーク後に体が動かない」という状態が起きます。これが五月病と春バテが重なる時期です。

【食事・生活習慣——春バテを悪化させる落とし穴と改善策】

■ 春バテを悪化させる落とし穴
・「暖かくなったから」と急に運動を再開する:冬に硬化した筋膜・自律神経が疲弊している状態で、急に激しい運動を始めると体の回復力を超えた負荷がかかります。春の運動再開は「ウォーキングから・週2〜3回・30分程度」から段階的に始めることが重要です。
・花粉症対策で外出を控えすぎる:日光浴(セロトニン産生)・軽い運動(自律神経の調整)が減ることで春バテが悪化します。マスク・眼鏡などの対策をしながら外出する習慣を維持してください。
・新生活で「早起き+遅寝」を続ける:睡眠時間の短縮は自律神経の回復を妨げます。特に春は体が適応に体力を使っているため、通常より多めの睡眠が必要です。
・「新生活だから食事の時間が不規則になる」:食事時間の乱れは体内時計・自律神経のリズムを乱し、春バテを悪化させます。忙しい中でも食事時間は一定に保つことを意識してください。

■ 春バテを改善する食事・習慣
・ビタミンB群(豚肉・玄米・卵・大豆):自律神経の疲弊回復・エネルギー代謝の維持に不可欠です。春の体の消耗に対して積極的に補給してください。
・鉄分(赤身肉・レバー・ほうれん草・あさり):春の倦怠感・だるさに鉄欠乏性貧血が関与していることが多いです。女性は特に意識的な補給を。
・春の旬野菜(菜の花・たけのこ・ふき・山菜):苦みのある春野菜は解毒作用・血流改善の効果があると東洋医学では重視されています。「春は苦いものを食べて体をリセットする」という先人の知恵には科学的な根拠があります。
・朝の日光浴(起床後30分以内・15〜20分):セロトニン産生・体内時計のリセット・自律神経の日内リズムの安定に最も効果的な習慣です。花粉が飛ぶ季節でもマスクをして外に出ることを習慣にしてください。
・38〜40℃の入浴(就寝90分前):自律神経のリセット・冬に硬化した筋膜の解放・深い睡眠の促進。「春こそ毎日湯船」が春バテ対策の基本です。

【春バテが示す「体からのシグナル」——8つのサイン】 

✅ 暖かくなってきたのに体がだるく、疲れが取れない
→ 冬の筋膜硬化・自律神経疲弊が春の環境変化に対応できていないサインです。

✅ 朝起きるのが特につらく、日中に眠気・集中力の低下がある
→ 自律神経の日内リズムの乱れ・セロトニン低下のサインです。

✅ 気温差の大きい日に特に頭痛・めまい・倦怠感が出る
→ 気圧・寒暖差への自律神経の過剰応答のサインです。

✅ 4月に入ってから肩こり・首こりが悪化した
→ 新生活のストレスによる交感神経の過活動が筋膜に現れているサインです。

✅ 花粉症の季節(2〜4月)に特に体の不調が重なる
→ 花粉症による睡眠障害×春バテが複合しているサインです。

✅ 「なんとなくやる気が出ない」「楽しいことへの意欲が湧かない」
→ セロトニン低下・自律神経の切り替え不全のサインです。

✅ 体がほてる感じがするが、体温計では正常・または低体温
→ 自律神経の体温調節機能の乱れ(冷えのぼせ様の状態)のサインです。

✅ ゴールデンウィークで長期休暇をとると、かえって体が動かなくなる
→ 急激な交感神経→副交感神経への切り替えによる「休日症状」のサインです。

【春バテ×骨格のセルフチェック——15項目】

春バテの症状・骨格への冬のダメージ・生活習慣の3カテゴリで確認します。

【春バテ症状パターン】
□ 暖かくなってきたのに体のだるさ・疲労感が続いている
□ 朝起きるのが辛い・日中の眠気が抜けない
□ 気温差・雨の日に頭痛・めまい・倦怠感が悪化する
□ 4月以降に肩こり・頭痛が悪化した
□ やる気・気力の低下・なんとなく気分が落ち込む

【骨格・筋膜への冬のダメージパターン】
□ 冬の間の運動量が著しく減少していた
□ 体を触ると全体的に冬前より筋肉・筋膜が硬くなっている感じがある
□ 首・肩・腰の可動域が冬前より狭くなった感じがある
□ 深呼吸しようとすると、春先は特に胸が詰まる感じがある
□ 冬から慢性化した肩こり・腰痛が春になっても改善しない

【生活習慣のパターン】
□ 4月から新しい環境(職場・学校・生活)に適応中でストレスが多い
□ 花粉症があり、2〜4月は睡眠の質が低下している
□ 朝の日光浴をほとんどしていない(花粉が怖くて外に出ない)
□ 「暖かくなったから」と急に激しい運動を始めた
□ 食事時間・睡眠時間が春から不規則になった

【判定】
0〜4個:春バテの影響は少ない状態です。今の習慣を継続しましょう。
5〜9個:春バテが進行中です。今すぐリセットのセルフケアを始めましょう。
10〜15個:冬のダメージと春の環境変化が複合しています。専門家への相談をおすすめします。

【今日からできるセルフケア5選——「春の体を整えるリセット習慣」】 

▼ ① 「朝の日光浴+軽いウォーキング(15〜20分)」——春バテ対策の最重要習慣
春のセロトニン低下・体内時計の乱れ・自律神経のリズム回復に最も効果的な習慣です。

やり方:起床後30分以内に、マスクをつけて屋外を15〜20分歩く(花粉対策をしながら)。手・腕・顔に直接日光が当たるよう意識する。「同じ時刻に毎日行う」ことが体内時計のリセットに最重要です。曇りの日でも十分な光量があります。「春の日光浴が怖い(花粉が)」と外出を避けすぎることが春バテを悪化させる最大の落とし穴です。マスク・眼鏡・ハット(つばがある帽子)で花粉対策をしながら外に出る習慣を作ってください。

▼ ② 「寒暖差対応の重ね着ルーティン(三首保温)」——自律神経への寒暖差負荷を軽減する
春の気温変動に体が振り回されないよう、物理的に自律神経への負荷を軽減します。

やり方:春は「脱ぎ着できる重ね着」を基本とする。特に首・手首・足首(三首)の保温が重要(冷え体質コラムでも解説)。「朝晩は1枚多く・日中は調整」という体温管理の習慣が自律神経への過剰な切り替え要求を減らします。腹巻きも春の冷えに対して有効です。「春だから薄着」ではなく「春だから体を守る」という発想転換が春バテ予防の基本です。

▼ ③ 「脊椎ウェーブストレッチ(全身の筋膜の春の解凍)」——冬に硬化した全身をほぐす
秋バテコラム(第3弾③)で紹介した方法と同様に、冬に硬化した全身の筋膜を春にリセットします。

やり方:仰向けに寝て膝を立てる。骨盤を少し左に傾けながら背骨を「波のように」左から右へゆっくりうねらせる。10往復。次に膝を立てたまま左右にゆっくり倒す(ウィンドシールドワイパー)を10往復。最後に両膝を胸に引き寄せて30秒キープ。毎朝行うことで、冬の硬化が段階的に解凍され、春の自律神経の適応力が高まります。

▼ ④ 「後頭下筋群リリース+頸椎側屈ストレッチ」——春の頭重感・めまいの根本にアプローチする
春バテに多いめまい・頭重感・首こりの根本である後頭下筋群・頸椎の緊張を解放します。

やり方A(後頭下筋群リリース):仰向けに寝て後頭部のくぼみに両手を当て、手の重みで60秒サポート。
やり方B(頸椎側屈ストレッチ):椅子に座り片手で椅子の端を握り肩を固定、反対の手を頭の側面に当てて頭をゆっくり横に傾ける。20〜30秒×左右各3回。寒暖差・気圧変動が多い春は、この頸椎周囲のケアを毎日行うことで気象病様の症状が軽減されます。

▼ ⑤ 「ストレス書き出しルーティン(ブレインダンプ)」——新生活のストレスを体から切り離す
感情×身体記憶コラム(第1弾⑩)で解説したように、精神的なストレスは体の緊張として蓄積されます。「書き出す」ことで脳のワーキングメモリからストレスを外在化し、就寝前の交感神経の過活動を抑制します。

やり方:就寝前の5〜10分、「今日気になったこと・心配なこと・明日やること」を紙に書き出す。書き出したら「今日はここまでにする」と意識的に締める。デジタル(スマホのメモ)より紙の方が「書いた感」が強く、脳への外在化効果が高いとされています。「春の新生活のストレスを体に溜め込まない」ための日常習慣として継続することが、春バテの精神面への対策になります。

【整体でのアプローチ——自律神経・骨格・筋膜の「春のリセット施術」】

春バテによる体の状態に対して、当院では以下の3段階のアプローチで施術を行っています。

■ Step1:頸椎・胸椎・骨盤のアライメント調整(アクティベーター法)
冬の間に蓄積・固定化した骨格の歪みを春にリセットします。特に春バテに直接関与する頸椎(体温調節・めまい・頭痛への影響)と胸椎(呼吸機能・自律神経への影響)のアライメントを精密に整えます。

「整体を受けた後に頭が軽くなった」「体が軽くなった・深呼吸が楽になった」という春の施術後の体験は、骨格調整によって自律神経のバランスが改善され、春の環境変化への適応力が高まるためです。

■ Step2:冬の硬化筋膜の全身リリース
秋バテコラムの施術と同様に、冬に硬化した全身の筋膜を重点的にリリースします。特に春に問題が顕在化しやすい後頸部・肩甲帯・腰部の筋膜を丁寧に解放します。

「春の施術は特に効く」と感じていただける方が多いのは、冬に蓄積した筋膜の硬化を春に一気にリリースすることで、体全体の循環が劇的に改善されるためです。

■ Step3:腸調整による自律神経・免疫力の底上げ
春は花粉・環境変化による免疫系への負担が大きい季節です。腸調整によって腸内環境を整え、腸-脳軸を通じた自律神経の安定化・免疫力の向上を図ります。「春の施術で花粉症の症状も少し楽になった気がする」という報告をいただくことがあるのは、自律神経と免疫系の連動が改善されるためです。

【よくある質問 Q&A】

Q1. 春バテと五月病はどう違いますか?両方ある場合はどうすればいいですか?

A. 春バテは「体の物理的な不調(だるさ・頭痛・肩こり・めまい・不眠)」が主体であり、3〜5月の寒暖差・気圧変動・冬の蓄積ダメージが根本原因です。五月病は「心理的な不調(やる気の喪失・憂うつ感・集中力の低下)」が主体であり、4月の環境変化のストレス後にゴールデンウィーク明けに顕在化することが多いです。両者は重なり合うことが多く、「春バテで体が辛い→気力が出ない→五月病」という連鎖も起こります。体の不調(春バテ)を整えることで、精神的な不調(五月病様の状態)が改善されるケースも多くあります。体と心は一体です。まず体にアプローチすることから始めましょう。

Q2. 花粉症がひどくて外に出られません。春バテのセルフケアで外出が必要なものは避けられますか?

A. 外出が難しい場合でも、室内でできるケアが多くあります。後頭下筋群リリース・脊椎ウェーブストレッチ・ストレス書き出しルーティン・就寝前の入浴は完全に室内で完結します。朝の日光浴は、窓越しの日光でも一定の効果があります(紫外線の透過率は下がりますが、可視光線によるセロトニン産生効果は維持されます)。窓のそばで15〜20分過ごすだけでも体内時計のリセット効果が期待できます。花粉の飛散が少ない雨の日・雨上がりに外出する機会を作ることもおすすめです。

Q3. 春は毎年体調が崩れます。事前に準備できることはありますか?

A. 「春が来る前の2月から準備を始める」ことが最も効果的です。準備として、①2月から整体で冬に蓄積した骨格・筋膜の歪みをリセットする、②2月から朝の日光浴・ウォーキングの習慣を始める、③寒暖差が大きくなる時期から「三首保温の重ね着」を意識する。これを毎年の習慣にすることで、春の体への急激な変化への対応力が高まります。「春になるたびに毎年辛い」という方は、冬の体のメンテナンスと春前の準備が最大の対策です。


まとめ


「春なのに体が辛い」——それはあなたが弱いのでも、気持ちの問題でもありません。

冬の間に体に積み重なった筋膜の硬化・自律神経の疲弊・骨格の歪みが、春の寒暖差・気圧変動・新生活のストレスという引き金によって一気に表面化しているのです。

春バテは放置すれば夏まで持ち越され、慢性疲労として定着します。しかし春に適切にリセットすれば、体は必ず回復します。そして毎年繰り返す方は、冬の段階からの準備が変化をもたらします。

当院では、春の体の状態を丁寧に評価した上で、頸椎・胸椎のアライメント調整・全身筋膜リリース・腸調整を組み合わせた「春のリセット施術」をご提供しています。「毎年春になると体がしんどい」「4月から体の調子が悪い」「花粉症と春バテが重なって辛い」という方、ぜひ今の季節にご来院ください。

春を、体ごと楽しみましょう。

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