「ゴルフ後の腰が毎回やばい」のは柔軟性の問題じゃなかった。
2026/06/05
「ゴルフ後の腰が毎回やばい」のは柔軟性の問題じゃなかった。
——40代・50代の座り仕事ゴルファーに特有の「ラウンド腰痛」の正体と、上尾市のベテラン整体師が教える根本対策——
「ゴルフの後は毎回腰がやばくなる。でもゴルフはやめられない」
「ラウンド中はなんとかなるが、翌日・翌々日になると腰が全然動かなくなる」
「ストレッチもしているし、ゴルフ用の筋トレもやっているのに、なぜか腰痛が改善しない」
「整骨院でほぐしてもらうと一時的に楽になるが、次のラウンドでまた腰をやる」
こんなパターン、毎回繰り返していませんか?
40代・50代のゴルファーに慢性的なラウンド後腰痛は非常に多く、上尾市のカラダドクター整体院にも「ゴルフをやめたくないが、腰をどうにかしたい」というご相談が数多く寄せられます。
ゴルフ腰痛に悩む方の多くが「ストレッチが足りない」「体が硬いから」「筋力が足りない」と考えています。しかし実際に施術で体を評価してみると、多くの方に共通する根本的な問題があります。
それが「胸椎(背骨の胸の部分)の硬直」と「骨盤・仙腸関節の固定化」です。
そしてこの2つの問題は、ゴルフそのものではなく、その前提にある「毎日のデスクワーク・座り仕事」によって蓄積されています。40〜50代の座り仕事ゴルファーに腰痛が多いのは偶然ではありません。日常の仕事で体が「ゴルフスイングに最も不向きな状態」に固まってしまっているからです。
このコラムでは、40代・50代の座り仕事ゴルファーに特有のラウンド腰痛の正体を整体師の視点で解説し、「ゴルフを長く楽しみ続けるための体の作り方」をお伝えします。
ゴルフスイングは「腰を回す」動作ではない
——整体師が教える正しい理解
ゴルフ腰痛を根本から理解するために、まずゴルフスイングの体の動きを正確に把握することが重要です。
◆ スイングは「胸椎の回旋」が主役——腰椎はほとんど回らない
ゴルフスイングで体を「回す」動作は、一般的に「腰を回す」と表現されます。しかし整形外科学・バイオメカニクスの観点では、スイング中の体幹の回旋の大部分は「胸椎(T1〜T12)」で行われており、腰椎(L1〜L5)の回旋可動域は非常に限られています。
腰椎の回旋可動域は各椎間で約2〜3度、5椎間合計でも10〜15度程度しかありません。一方、胸椎の回旋可動域は各椎間で約7〜9度あり、12椎間合計で70〜90度以上の回旋が可能です。
つまり、ゴルフスイングで「体を90度回す」動作の大部分は胸椎が担っており、腰椎はその補助的な役割にすぎません。
問題は「胸椎が硬直している場合」です。胸椎が動かなければ、スイングに必要な体幹回旋を腰椎で「代償」しようとします。腰椎は本来そこまで回旋できない関節なのに、無理やり回そうとすることで、腰椎・仙腸関節・椎間板への過剰な負荷がかかります。これがゴルフ腰痛の最大のメカニズムです。
◆ 「骨盤の固定」がスイングの土台——仙腸関節の役割
正しいゴルフスイングでは、骨盤は「安定した土台」として機能し、その上で胸椎が回旋します。特に仙腸関節(仙骨と腸骨をつなぐ骨盤後面の関節)の微細な動きが、スイング中の荷重移動とバランスに不可欠です。
しかし仙腸関節が慢性的な機能不全状態(固まった状態)にあると、スイング中の荷重移動がスムーズに行えず、腰椎・腰部への偏った力学的ストレスが増大します。
座り仕事を長年続けている方は、この仙腸関節の固定化が起きやすいことが施術現場でよく確認されます。
「座り仕事ゴルファーの体」
——なぜ40代・50代の腰痛が特に重いのか
40〜50代の座り仕事をしている男性ゴルファーは、体に「ゴルフスイングに最も不向きな状態」が形成されています。その主な構造的問題は3つです。
◆ 問題① 胸椎の慢性的な硬直——スイング回旋の主役が動けない
デスクワーク・テレワーク・ドライバー業など、長時間座って仕事をしている方は、胸椎が「後弯方向(丸まった方向)に固まった状態」になっています。
胸椎が後弯・硬直すると、回旋可動域が著しく低下します。本来70〜90度以上回れる胸椎が、硬直した状態では30〜40度しか回旋できなくなることもあります。
この「回らない胸椎」のまま週末ゴルフに行くと何が起きるか。
胸椎が動かない分、腰椎でその不足分を補おうとします。18ホール、1ラウンドで約70〜100回のスイングを行う中で、毎回腰椎に過剰な回旋ストレスがかかり続けます。これが「ラウンド後半から腰が痛くなる」「翌日・翌々日に腰がまともに動かない」という現象の正体です。
◆ 問題② 骨盤・仙腸関節の固定化——スイングの土台が不安定
長時間の座位では腸腰筋が短縮し、骨盤前傾(反り腰)が固定化されます。さらに、座位での仙腸関節への慢性的な圧迫・骨盤の左右差(利き手・利き足・座り方の癖による)が蓄積し、仙腸関節が「一定の位置に固まった状態」になります。
この骨盤・仙腸関節の固定化は、スイング中の荷重移動を直接的に障害します。
右打ちの場合、バックスイングでは右股関節・仙腸関節に荷重が移り、フォロースルーでは左股関節・仙腸関節に荷重が移ります。この「左右への荷重移動」がスムーズに行えないと、腰椎・椎間板・仙腸関節に代償的な力学ストレスが集中します。
「ゴルフの後、片側の腰だけが特に痛い」「お尻の上あたり(仙腸関節部位)が痛くなる」という方は、この仙腸関節の固定化と荷重移動の障害が起きているパターンです。
◆ 問題③ 筋力低下と筋膜の硬直——「週末ゴルファー」の体の現実
40〜50代の座り仕事男性の多くは、平日は座りっぱなし・歩数が少ない生活を送り、週末だけゴルフでいきなり全身を使います。
この「平日:不活動→週末:高強度使用」というパターンが、体にとって最も過酷な負荷パターンです。
平日の不活動で筋膜が硬直・短縮した状態のまま、週末に突然18ホールのラウンドを行うことで、筋膜への過大な牽引ストレスがかかります。特に腰部・臀部・後側連鎖(ハムストリングス〜腰部〜背部)の筋膜が硬直したままスイング動作を行うと、筋膜への微細損傷が蓄積します。
さらに、加齢とともに筋肉量・筋肉の回復力が低下するため、同じラウンドでも30代のときより疲労と損傷の回復に時間がかかります。「ゴルフ後の腰痛が以前より長引くようになった」のは、この回復力低下が背景にあります。
あなたのゴルフ腰痛はどのタイプ?
——部位別パターンと原因
ゴルフ腰痛には発生するタイミング・部位によっていくつかのパターンがあります。自分のパターンを把握することで、根本原因のアプローチが明確になります。
◆ パターン① ラウンド後半(後半9ホール)から痛くなる——胸椎疲労型
前半9ホールは問題なく、後半になるにつれて腰への疲労感・痛みが強くなるパターンです。
原因:ラウンド開始当初は胸椎がある程度動けているが、疲労とともに胸椎の可動域が低下し、後半は腰椎への代償負荷が増大します。また、ラウンド後半には腸腰筋の疲弊・骨盤前傾の増強が起きやすく、腰椎後部への圧迫が増します。
対策:ハーフ終了後のインターバルに胸椎モビリゼーション(後述)を行い、後半スタート前に胸椎の可動性をリセットすることが有効です。
◆ パターン② ラウンド翌日・翌々日に最も痛くなる——筋膜損傷遅発型
ラウンド中・直後は大きな問題がなく、翌日の朝から急激に腰が動かなくなるパターンです。40〜50代の座り仕事男性に最も多く見られるパターンです。
原因:ラウンド中の累積的な筋膜微細損傷が、翌日以降の炎症として遅発的に現れます(遅発性筋肉痛と同様のメカニズム)。特に、普段使わない胸椎回旋に関わる筋膜(肋間筋・脊柱起立筋・多裂筋)への損傷が翌日以降に炎症として表れます。
対策:ラウンド後の「筋膜リハイドレーション」(後述)と、翌日の軽いモビリゼーションで回復を促進します。
◆ パターン③ 特定のショット(ドライバー・バンカー)で急に痛くなる——仙腸関節・椎間板急性型
特定のショット——特にドライバーのフルスイング、バンカーショット(前傾姿勢からの強い回旋)——の際に急激な腰痛が起きるパターンです。
原因:仙腸関節の固定化により、スイング時の骨盤荷重移動が制限された状態で、フルパワーのスイングが加わることで仙腸関節・腰椎椎間板への急性的な過負荷が生じます。最悪のケースではぎっくり腰に発展します。
「先日のゴルフでぎっくり腰になった」という方のほとんどに、事前からの仙腸関節固定化・胸椎硬直という「素地」があります。
対策:ラウンド前の仙腸関節モビリゼーション(後述)と、フルスイングへの段階的な準備が重要です。
◆ パターン④ ラウンド翌日、片側の腰・お尻・脚に症状が出る——神経刺激型
腰の特定の側(利き腕側が多い)のみに痛みが集中し、お尻・脚への放散痛やしびれを伴うパターンです。
原因:骨盤の左右差(利き腕・利き足によるスイング動作の非対称性が長年蓄積)により、特定の椎間板・仙腸関節への偏荷重が慢性化しています。スイング動作のたびに偏った側の神経根・仙腸関節への機械的刺激が加わり、遅発的な炎症・神経刺激として出現します。
対策:整体による骨盤左右差の調整が最重要です。スイング癖の矯正だけでは改善しません。
ゴルフ腰痛セルフチェックリスト
——あなたの体の現状を把握しよう
【胸椎の可動性チェック】
□ 椅子に座って体をひねると、左右どちらかが明らかに回りにくい
□ 後ろを振り返るとき、腰を使わないと十分に回れない感じがある
□ 猫背・巻き肩が気になっている、または指摘されたことがある
□ デスクワークを長時間続けた後、背中(肩甲骨の間)が張って重い
□ ゴルフのバックスイングで「体が回っていない」と指摘されたことがある
【骨盤・仙腸関節チェック】
□ 立ち上がるときに腰・股関節がつまる感じがある
□ 骨盤の左右の高さが違う気がする(靴の減り方が左右で違う)
□ 反り腰・骨盤前傾が気になっている
□ いつも同じ側の腰・お尻の上あたりが痛い
□ ゴルフ後に片側の腰・仙骨付近のみが痛くなるパターンがある
【座り仕事・生活習慣チェック】
□ デスクワーク・テレワークを毎日続けている(週5日以上)
□ 平日の1日の歩数が3,000歩以下のことが多い
□ 週末ゴルフが主な運動で、平日はほとんど体を動かさない
□ ゴルフ以外のストレッチ・運動習慣がほとんどない
□ 以前より腰痛の回復に時間がかかるようになった
【ゴルフ腰痛の症状チェック】
□ ゴルフ後の腰痛が毎回繰り返されるパターンになっている
□ ラウンド後半から腰が重くなる
□ ラウンド翌日・翌々日に腰が最も痛くなる
□ 特定のショット(ドライバー・バンカー)で腰に強い痛みが走ることがある
□ ゴルフ後に片側の腰・お尻・脚に痛みやしびれが出ることがある
□ 「腰が原因でゴルフをやめようか」と考えたことがある
8個以上チェックが入った方、特に「胸椎」と「骨盤・仙腸関節」のチェックが重なって多い方は、座り仕事由来の胸椎硬直・骨盤固定化がゴルフ腰痛の根本にある可能性が高いです。
「ストレッチをしているのに改善しない」という方は特に、整体による骨格評価・調整が必要なステージです。
上尾市カラダドクター整体院の「ゴルフ腰痛根本改善」アプローチ
ゴルフ腰痛の根本改善には「胸椎の可動性回復」「骨盤・仙腸関節のアライメント正常化」「後側連鎖筋膜の解放」という3つのレベルから同時にアプローチする必要があります。
◆ アプローチ① アクティベーター・メソッドによる胸椎の可動性回復——スイング回旋の主役を動かす
ゴルフ腰痛対策の核心は「胸椎を動けるようにすること」です。
アクティベーター・メソッドによって、デスクワークで硬直した胸椎(T1〜T12)の各椎骨の可動性を精密に評価・回復させます。
特に重要なのはT4〜T8の「回旋の主要部位」の可動性回復です。この部位の可動性が回復すると、バックスイングでの体幹回旋が格段にスムーズになり、腰椎への代償負荷が劇的に減ります。
施術後に実際にゴルフのアドレス姿勢から体幹を回旋してもらうと、「明らかに回しやすくなった」「引っかかりがなくなった」という変化を多くの方が実感されます。
胸椎の可動性が回復すると、ゴルフのパフォーマンス(スイングの可動域・ドライバーの飛距離)にも直接的な改善が見られることがあります。「腰痛が改善しただけでなく、スイングが変わった気がする」というご感想をいただくことも少なくありません。
◆ アプローチ② 骨盤・仙腸関節の精密調整——スイングの土台を整える
骨盤・仙腸関節の固定化・左右差に対して、アクティベーター・メソッドによる精密な調整を行います。
【仙腸関節の可動性回復】
スイング中の荷重移動を支える仙腸関節の微細な動きを回復させます。仙腸関節の可動性が回復すると、バックスイング〜フォロースルーの荷重移動がスムーズになり、腰椎への代償ストレスが大幅に軽減されます。
【骨盤左右差の調整】
利き腕・利き足・デスクワークの姿勢癖によって生じた骨盤の左右差を精密に評価・調整します。骨盤の左右が揃うと、スイング中の体重移動が均等になり、「片側だけ腰痛が出る」という非対称なパターンが改善されます。
【腸腰筋の解放】
デスクワークで短縮した腸腰筋への直接的なアプローチで骨盤前傾を解消します。腸腰筋が緩むと股関節の可動域が改善し、スイング中の体の回転がより自由になります。
◆ アプローチ③ 縦巻き横巻きの法則による後側連鎖筋膜の解放
ゴルフスイングで最も負荷を受ける「後側連鎖」——ハムストリングス・臀筋群・腰方形筋・多裂筋・脊柱起立筋・広背筋——のすべてが筋膜連鎖でつながっています。
縦巻き(脊柱の縦方向の伸展・回旋)と横巻き(体幹の側屈・回旋)を組み合わせたアプローチで、後側連鎖全体の筋膜硬直を解放します。
特に「横巻き」のアプローチは、スイングの回旋動作と同じ方向性の筋膜にアプローチするため、ゴルフ動作との親和性が非常に高い施術法です。施術後に「体の回り方が変わった感じがする」という変化を実感されるゴルファーが多い部位です。
◆ アプローチ④ ラウンド後の筋膜リカバリーアプローチ
ゴルフ直後・翌日の腰痛(特にパターン②の遅発型)に対して、ラウンド後の筋膜リカバリーとしてリンパドレナージュ・筋膜リリースを行います。
ラウンド後の筋膜の微細損傷部位への血流・リンパ流を促進することで、炎症の早期収束と組織修復の促進が期待できます。「毎回ゴルフ後の腰痛で月曜日が仕事にならない」という方に特に有効なアプローチです。
ゴルフを長く楽しむための「体のメンテナンス」7つのルール
——整体師が40代・50代ゴルファーにお勧めするセルフケア
◆ ルール① ラウンド前日夜の「胸椎モビリゼーション」(5分)
ラウンド前日の就寝前に胸椎の可動性を上げておくことが、翌日のゴルフ腰痛予防の最重要習慣です。
フォームローラーまたは丸めたタオルを背中の中央(肩甲骨の間・T4〜T8付近)に当てて仰向けに寝ます。両腕を頭上に伸ばし、ゆっくり上体を反らせて5〜10秒キープ→脱力。5回繰り返します。さらに両腕を胸の前で組み、タオルを当てた部位で上体を左右にゆっくり回旋します(各5回)。
この前日夜の胸椎モビリゼーションを習慣にするだけで、翌日のスイング中の胸椎可動域が改善し、腰椎への代償負荷が減ります。「前日夜にやるようになってからゴルフ後の腰の感じが変わった」という方が多いセルフケアです。
◆ ルール② ラウンド前の「仙腸関節ウォームアップ」(3分)
1番ホールのティーオフ前に必ず行う仙腸関節のウォームアップです。
足を肩幅に開いてアドレス姿勢に近い前傾姿勢をとり、骨盤を前後にゆっくり揺らします(10回)。次に骨盤を左右にゆっくり揺らします(各10回)。最後に体幹をゆっくり左右に回旋し(各5回)、仙腸関節・腰椎の動きを確認します。
この3分のウォームアップが仙腸関節を「動ける状態」にし、最初のスイングからの仙腸関節・腰椎への急性過負荷を防ぎます。特に「バンカーショットや最初のドライバーでいきなり腰をやる」という方は必ず取り入れてください。
◆ ルール③ 「ハーフターン時の縦巻き横巻きリセット」(2分)
ハーフ(9ホール)終了後のインターバルに、縦巻き横巻きリセットを行います。
【縦巻き】:両腕を上げながら背骨を上に伸ばし→ゆっくり前屈。5回。
【横巻き】:背骨を伸ばしながらゴルフのスイング方向にゆっくり体幹を回旋。各5回。
前半9ホールで蓄積した胸椎の疲労・硬直をリセットし、後半をフレッシュな胸椎可動域でスタートします。「後半から腰が痛くなる」パターンの方は特に効果を実感しやすいハーフターンルーティンです。
◆ ルール④ ラウンド後の「筋膜リハイドレーション」(10分)
ラウンド終了後——できればクラブハウスのお風呂・シャワー後——に行う筋膜リハイドレーションです。
大腿四頭筋・ハムストリングス・臀筋・腰部を、フォームローラーで各30秒ずつほぐします。次に仰向けで両膝を抱えて腰部の筋膜をほぐします(30秒)。最後に仰向けブリッジ10回で多裂筋・臀筋を活性化します。
このラウンド後ルーティンによって筋膜の微細損傷部位への血流が促進され、遅発性の腰痛(翌日・翌々日の痛み)が軽減されます。「ゴルフ後は疲れているから何もしたくない」という方こそ、この10分が翌日の体を大きく変えます。
◆ ルール⑤ 平日の「胸椎モビリゼーション3分」——週末のための平日投資
ゴルフ腰痛予防で最も重要なのは「週末のラウンド当日の対策」ではなく「平日のデスクワーク中に胸椎を動かし続けること」です。
平日のデスクワーク中、30分に1回のペースで以下を行います。椅子に座ったまま両手を後頭部で組み、肘を開きながら胸を天井に向けてゆっくり反らせる(5秒キープ×5回)。
この「平日30分ごとの胸椎リセット」が、週末のゴルフのための胸椎可動域を維持する最も重要な投資です。座り仕事でどれだけ胸椎が固まっても、この習慣があれば「完全に固まり切る前」にリセットできます。
◆ ルール⑥ 「ゴルフスペシフィック腸腰筋ストレッチ」——スイングに必要な股関節可動域を確保
ゴルフスイングに必要な股関節の可動域(特にバックスイングでの右股関節内旋・フォロースルーでの左股関節伸展)を確保するための腸腰筋ストレッチです。
ランジの姿勢で後ろ足の腸腰筋を30秒伸ばしながら、上体をゆっくり後ろ足の反対方向(ゴルフのバックスイング方向)にひねります。これが「腸腰筋ストレッチ+胸椎回旋」の複合動作で、ゴルフスイングに直結した可動域改善になります。左右各2セット、毎日実践しましょう。
◆ ルール⑦ 月1回の「整体メンテナンス」——蓄積リセットの定期化
週末ゴルフを楽しみながら平日はデスクワークを続ける40〜50代男性にとって、月1回の整体メンテナンスは「車の定期点検」と同じ意味を持ちます。
毎週末のゴルフと毎日のデスクワークで蓄積する胸椎の硬直・骨盤の左右差・仙腸関節の固定化を、月1回の整体で定期的にリセットすることで、「ゴルフを長く楽しめる体」を維持できます。
「問題が起きてから行く整体」ではなく「問題が起きないように行く整体」——この考え方の転換が、40〜50代ゴルファーの体の管理において非常に重要です。上尾市のカラダドクター整体院では、定期メンテナンスの方のゴルフ腰痛再発率が、都度対応の方と比べて明らかに低いことを実感しています。
「ゴルフ腰痛と整体」についてよくある質問
◆ Q1. ゴルフの後にぎっくり腰になりました。整体を受けても大丈夫ですか?
A. ぎっくり腰発症直後(発症24〜72時間以内)の急性期は、強い炎症反応が起きているため、激しい施術は避けるべきです。ただし、アクティベーター・メソッドのような強い力を使わない精密な調整であれば、急性期からアプローチ可能な場合があります。
まず安静にして急性の炎症が落ち着いたら(目安として3〜5日後)、整体での根本原因へのアプローチを開始することをお勧めします。「なぜぎっくり腰になったか」という骨格的な素地(胸椎硬直・仙腸関節固定化)を解消しなければ、再発のリスクが高いままです。
◆ Q2. 「ゴルフを控えれば腰痛が治る」と言われましたが、本当に必要ですか?
A. 急性期・強い炎症があるときは一時的にゴルフを控えることが必要です。しかし「ゴルフを控えるだけで腰痛の根本が治る」ことはほとんどありません。
ゴルフをやめても、デスクワークによる胸椎硬直・骨盤固定化という「素地」は残り続けます。素地が残ったままゴルフを再開すれば、同じ腰痛が再発します。
整体で根本の骨格的問題を解消した上でゴルフを再開することが、「長くゴルフを楽しむ」ための現実的な選択です。
◆ Q3. ゴルフスイングの改善(レッスン)と整体、どちらを先に受けるべきですか?
A. どちらも重要ですが、順番として「整体で体の骨格的問題を解消してからゴルフレッスンを受ける」ことをお勧めします。
胸椎が硬直・骨盤が固定した状態でゴルフレッスンを受けると、「体の構造的限界を超えた動き」を矯正しようとすることになり、腰への負荷がさらに増す可能性があります。
整体で胸椎の可動性・骨盤のアライメントが改善した上でレッスンを受けると、インストラクターの指導を「体が受け入れやすい状態」になっており、フォームの改善も速くなります。
まとめ
ゴルフを「我慢しながら続ける趣味」から「体が喜ぶ趣味」へ
40代・50代の座り仕事ゴルファーのラウンド腰痛は「ストレッチ不足」でも「筋力不足」でも「ゴルフのしすぎ」でもありません。
毎日のデスクワークで蓄積した「胸椎の硬直」と「骨盤・仙腸関節の固定化」——これがゴルフスイング中に腰椎への代償負荷を引き起こす根本原因です。
この根本を解消するには、ゴルフのレッスンでも市販のサポーターでも市販の痛み止めでもなく、整体による骨格への直接的なアプローチが必要です。
上尾市のカラダドクター整体院では、アクティベーター・メソッドによる胸椎・骨盤・仙腸関節の精密調整、縦巻き横巻きの法則による後側連鎖筋膜リリース、リンパドレナージュを組み合わせた延べ65,000人以上の施術実績で、40代・50代ゴルファーの体を根本から変えるサポートをします。
「ゴルフのたびに腰痛が繰り返されるパターンを断ち切りたい」
「ゴルフ後の腰痛で月曜日の仕事に影響が出ることをなんとかしたい」
「年齢のせいにしたくない。もっと長くゴルフを楽しみたい」
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【ご注意・免責事項】
本コラムは一般的な健康情報の提供を目的としており、医療診断・治療の代替となるものではありません。腰痛に強い下肢のしびれ・歩行困難・排尿障害が伴う場合は、整形外科への受診を優先してください。
カラダドクター整体院|上尾市院・加須市院
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