「5月病・6月病が治らない」は心の問題だけじゃない。 ——メンタル不調が体に現れる3つのサインと、上尾市のベテラン整体師が教える根本対策——
2026/06/02
■ CHAPTER 01
「5月病」「6月病」とは何か——なぜ今の時期に体と心が崩れるのか
◆「5月病」と「6月病」の違い
5月病と6月病は、厳密には別の現象です。
5月病(ごがつびょう)は、4月の新生活(入学・就職・異動・昇進)スタート後、ゴールデンウィーク(GW)明けから出現する倦怠感・意欲低下・体調不良の総称です。GW前後に「がんばってきた緊張感が一気に抜ける」ことで、自律神経のバランスが崩れるのが主なメカニズムです。
6月病(ろくがつびょう)は、5月に「なんとか乗り越えた」後、梅雨入りとともに6月に本格的な不調として表面化するパターンです。5月はまだアドレナリン・コルチゾールの力で乗り切れていても、6月になるとそのエネルギー貯金が尽きて「ガス欠状態」になる——これが6月病の正体です。
梅雨の低気圧・湿度上昇・日照時間の減少が自律神経とセロトニン分泌に追い打ちをかけるため、6月病は5月病より症状が長引きやすく、かつ体への影響が深刻になる傾向があります。
◆ 30代・40代・50代に5月病・6月病が「特につらい」理由
学生時代の5月病は「やる気が出ない・ぼーっとする」程度で自然回復することが多いですが、30〜50代の社会人・子育て世代が経験する5月病・6月病は、これとは次元が違います。
責任の重さ:管理職・プロジェクトリーダー・子育て・介護など、「休めない」「弱音を吐けない」立場にある方が多く、ストレスを発散できないまま体に蓄積します。
体の回復力の低下:20〜30代と比べ、筋肉量・睡眠の質・自律神経の調整力・ホルモンバランスがすでに低下しており、ストレスからの回復に時間がかかります。
慢性的な体の負担の蓄積:立ち仕事・座り仕事で長年蓄積してきた骨格の歪み・筋膜の硬直・慢性疲労が、ストレスという「引き金」によって一気に表面化します。
「毎年この季節だけ体調を崩す」というパターンが続いている方は、単なる気の持ちようの問題ではなく、体の状態が「5月・6月のストレス負荷に耐えられるベースにない」ことが根本原因です。
■ CHAPTER 02
メンタル不調が「体に現れる」メカニズム——心と骨格はつながっている
「心の問題と体の問題は別物」と思っている方は多いですが、神経科学・心理生理学の観点では、心とからだは切り離せないものです。特に自律神経・内分泌系・筋膜系の3つの経路を通じて、メンタル不調は体に具体的な変化をもたらします。
◆ 経路① 自律神経を通じた筋肉・血管への影響
ストレスを受けると、脳の扁桃体が「危険シグナル」を発し、交感神経を活性化します。交感神経が優位になると、全身の筋肉が緊張し(特に頸部・肩・背部・腰部)、血管が収縮して血流が低下します。
5月・6月のストレスが慢性化すると、この「交感神経優位・筋肉緊張・血流低下」の状態が常態化します。これが「何もしていないのに肩・首がガチガチになる」「腰が重くてだるい」「疲れが取れない」という症状の直接的なメカニズムです。
また、慢性的な血流低下は筋肉への酸素・栄養供給を妨げ、老廃物(乳酸など)の蓄積を招きます。これが「体の重さ・だるさ・痛み」として感知されます。
◆ 経路② コルチゾール過剰分泌による骨格・筋膜への影響
ストレスが続くと、副腎からコルチゾール(ストレスホルモン)が慢性的に分泌されます。短期的なコルチゾールは体を守るために必要なホルモンですが、慢性的な過剰分泌は以下の問題を引き起こします。
筋肉の分解促進:コルチゾールは筋タンパクを分解してエネルギーに変えようとします。慢性的なストレスによる筋肉量の低下は、骨格を支える「天然サポーター」の喪失を意味し、腰痛・関節痛を悪化させます。
結合組織(筋膜・靭帯)の弛緩:コルチゾールはコラーゲン合成を抑制します。筋膜・靭帯のコラーゲン量が低下すると、骨格の支持力が落ち、姿勢が崩れやすくなります。
慢性炎症の促進:コルチゾールが枯渇すると(副腎疲労)、逆に体内の炎症が制御されにくくなります。関節・筋肉・筋膜の慢性的な微細炎症が増大し、「なんとなくどこかが痛い」状態が続きます。
◆ 経路③ 「うつ姿勢」と骨格変化の相互作用
心理学・神経科学の研究では、感情状態と姿勢が双方向に影響し合うことが明らかになっています。
気分が落ちているとき、人は無意識に「うつ姿勢」(頭が前に出る・肩が内側に巻く・胸郭が閉じる・腰が丸まる)になります。逆に「うつ姿勢」を長時間とることで、気分がさらに落ちる——この「姿勢と気分の悪循環」が5月病・6月病を長引かせる重要なメカニズムです。
5月病・6月病で「なんとなく前かがみになりがち」「以前より猫背がひどくなった気がする」と感じている方は、この心身の悪循環が起きているサインです。整体で「うつ姿勢の骨格的根拠」を解消することが、メンタル回復を後押しする直接的なアプローチになります。
■ CHAPTER 03
整体師が見る「メンタル不調が体に現れる3つのサイン」
——あなたの体はどのサインが出ていますか?
上尾市のカラダドクター整体院での延べ65,000人以上の施術経験から、5月病・6月病の時期に特に多く見られる「メンタル不調の体へのサイン」を3つにまとめました。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆ サイン① 「呼吸が浅くなる」——胸郭・横隔膜の硬直
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
5月病・6月病で最も早く、かつ確実に現れる体のサインが「呼吸の浅さ」です。
ストレス・不安・緊張が慢性化すると、交感神経優位の状態が続き、呼吸が無意識に「浅く・速く・胸だけで行う」パターンに固定されます。これを「胸式呼吸優位・呼吸の浅化」と言います。
この状態が続くと、横隔膜(呼吸の主要筋)・肋間筋・胸郭周辺の筋膜が硬直します。
横隔膜の硬直は単なる「呼吸の問題」にとどまりません。横隔膜は胸椎(T8〜T12付近)に付着しており、横隔膜が硬直すると胸椎の可動性が低下します。胸椎が硬直すると、以下の連鎖が起きます。
・胸椎の後弯(丸まり)が強まり、猫背・巻き肩が悪化する
・頭部前傾姿勢(スマホ首)が強化される
・胸郭の容積が減少し、さらに呼吸が浅くなる(悪循環)
・交感神経幹(胸椎の両側を走る)への圧迫が増し、自律神経が乱れる
「5月・6月になると息が詰まる感じがする」「深呼吸しようとすると途中で止まる」「気づくと息を止めていることがある」——これらは横隔膜・胸郭の硬直が起きているサインです。
【立ち仕事・座り仕事との関係】
立ち仕事の方は、長時間の立位で体幹・腰部の筋肉が緊張し続けるため、横隔膜が圧迫されやすい状態にあります。座り仕事の方は、前傾姿勢が胸郭を慢性的に圧迫し、横隔膜の動きを制限します。どちらも「ストレスによる呼吸の浅化」を加速させる環境にあります。
【整体からのアプローチ】
胸椎(T1〜T12)の可動性回復・横隔膜リリース・肋間筋の弛緩によって、呼吸の深さが劇的に改善します。「整体後に急に深呼吸ができるようになった」と驚かれる方が多い部位です。呼吸が深くなると副交感神経が優位になり、5月病・6月病の症状全体が軽快する好循環が生まれます。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆ サイン② 「表情筋・咬筋が緊張する」——顎・側頭部・頸椎への影響
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
5月病・6月病の体的サインとして見落とされがちなのが「顔・顎・頭部の緊張」です。
ストレスや不安・緊張が続くと、無意識に歯を食いしばる・奥歯を噛み締める・顔の表情が硬くなる——これらが慢性化すると、咬筋(顎を閉じる主要筋)・側頭筋(側頭部に広がる筋肉)・翼突筋(顎の奥の筋肉)が過緊張状態になります。
咬筋・側頭筋の過緊張は、単なる「顎の問題」にとどまりません。
側頭筋は頭蓋骨(側頭骨・頬骨)に広く付着しており、側頭筋の過緊張は側頭部の筋膜を通じて頭皮全体・後頭部・頸椎(C1・C2)にまで緊張を波及させます。
これが「5月・6月に頭が締め付けられるような頭痛が続く」「こめかみが痛い」「後頭部がずっと重い」という症状の筋骨格的な根拠です。
さらに、C1・C2(頸椎上部)への緊張の波及は、内耳への血流低下→めまい・耳鳴り、迷走神経への影響→自律神経のさらなる乱れ、という連鎖をもたらします。
「5月・6月になると頭痛・めまい・耳鳴りが出る」「歯科に行っても原因不明と言われる顎の不調がある」という方は、このストレス→咬筋過緊張→頸椎・自律神経への波及が起きている可能性があります。
【立ち仕事・座り仕事との関係】
座り仕事でスクリーンを長時間凝視することは、眼精疲労→側頭筋の緊張という経路で咬筋過緊張を強化します。立ち仕事では接客・コミュニケーションのストレスが直接「顔の緊張」として現れやすく、咬筋・表情筋の慢性緊張につながります。
【整体からのアプローチ】
頸椎上部(C1・C2)の調整・側頭部・後頭部の筋膜リリース・咬筋周辺へのアプローチによって、顎・頭部・頸椎の緊張連鎖を解放します。「長年の頭痛が整体後に変わった」「顎の緊張が取れたら頭が軽くなった」という変化を実感される方が多い部位です。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆ サイン③ 「うつ姿勢の固定化」——胸椎後弯・巻き肩・骨盤後傾
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
3つ目のサインは、姿勢の変化です。5月病・6月病の時期に、以下の姿勢変化が起きやすくなります。
・胸椎の後弯強化(背中が以前より丸まる)
・巻き肩の悪化(肩が内側に入り込む)
・骨盤の後傾(お尻が前に入り、腰のカーブが消える)
・頭部前傾の悪化(頭がさらに前に出る)
これを「うつ姿勢(depressed posture)」と呼びます。心理学・姿勢科学の研究では、うつ状態・落ち込み・無気力の際に人がとる姿勢パターンとして確認されています。
問題はこのうつ姿勢が、単なる「気持ちの問題」として一過性に終わらず、骨格・筋膜に「物理的な固定化」を生じさせることです。
うつ姿勢を毎日8〜10時間続けると(仕事中・通勤中・就寝前のスマホ操作を含めると、多くの方がこれに該当します)、胸椎・肩甲骨周辺の筋膜が「丸まった状態」で固まり、骨盤後傾のパターンが腸腰筋・ハムストリングスに定着します。
こうなると「気持ちが回復しても姿勢が戻らない」という状態になります。気持ちが上向きになっても、体が「うつ姿勢のまま固まっている」ため、姿勢を通じて再び気分が落ちる悪循環に陥ります。
「5月・6月を毎年なんとか乗り越えても、体だけがいつまでも回復しない気がする」という方は、このうつ姿勢の物理的固定化が体に残っているサインです。
【立ち仕事・座り仕事との関係】
座り仕事の方は、デスクワーク中の前傾姿勢がうつ姿勢のパターンと重なりやすく、仕事中から常にうつ姿勢の刺激を骨格に与え続けています。立ち仕事の方は、疲労蓄積とともに体を支えきれなくなり、夕方になるほど背中が丸まる「疲労性うつ姿勢」が慢性化しやすい傾向があります。
【整体からのアプローチ】
胸椎の可動性回復・肩甲骨周辺の筋膜リリース・腸腰筋解放による骨盤アライメントの回復——これらを組み合わせることで、うつ姿勢の物理的固定化を解消します。姿勢が変わると、気分・意欲・エネルギー感も変化することを多くの方が実感されています。
■ CHAPTER 04
5月病・6月病セルフチェック——心と体の両面から確認しましょう
以下のチェックリストで、現在の状態を確認してみてください。
【メンタル面のチェック】
□ 朝起きるのがつらく、会社・仕事に行く気力が湧かない日が続いている
□ 以前は楽しめていたことへの興味・意欲が低下している
□ なんとなく気持ちが沈んでいる・憂うつな感じがある
□ 集中力が続かない・仕事でミスが増えた気がする
□ 些細なことでイライラしやすくなった
□ 将来への不安・焦りを以前より強く感じる
□ 「この仕事・生活を続けていていいのか」という疑問が頭をよぎる
【体のサインチェック(CHAPTER 03の3つのサインに対応)】
【呼吸・胸郭のサイン①】
□ 深呼吸しようとすると、途中でつかえる感じがある
□ 気づくと浅い呼吸・息を止めていることがある
□ 胸が締め付けられる感じ・息苦しさを感じることがある
□ 猫背・巻き肩が以前より悪化した気がする
【顎・頭部・頸椎のサイン②】
□ こめかみ・側頭部・後頭部の頭痛が続いている
□ 朝起きると顎が疲れている・歯を食いしばっている感覚がある
□ めまい・耳鳴りが出るようになった
□ 首・肩こりが以前よりひどく、マッサージしても翌日には戻る
【姿勢・骨格のサイン③】
□ 鏡で見ると以前より背中が丸まっている
□ 夕方になると背中・腰が丸まって支えられない感じがある
□ 立っていると腰・股関節が疲れやすくなった(立ち仕事の方)
□ 座っていると腰・お尻がだるくなるのが早くなった(座り仕事の方)
【全身の体調チェック】
□ 寝ても疲れが取れない・睡眠が浅い
□ 食欲がない、または逆に食べ過ぎてしまう
□ 体が重く、以前より動くのがつらい
□ 頭痛・肩こり・腰痛のどれかが「この時期だけ」悪化する傾向がある
□ 病院で検査を受けたが「異常なし」と言われた
5個以上チェックが入った方、特に「体のサインチェック」に3個以上入った方は、5月病・6月病による体への影響が出ている可能性が高いです。
「メンタル面のチェックは少ないが、体のサインが多い」という方も要注意です。体に先に症状が出て、後からメンタルの不調が本格化するパターンも多く見られます。体のサインを早期に対処することが、メンタル不調の深刻化を防ぐことにつながります。
■ CHAPTER 05
上尾市カラダドクター整体院の「5月病・6月病への体からのアプローチ」
5月病・6月病は「心の問題だから整体は関係ない」と思われがちですが、体からのアプローチが心身の回復を大きく後押しします。上尾市のカラダドクター整体院では、以下の4つのアプローチを組み合わせて、5月病・6月病による体の不調を根本から改善します。
◆ アプローチ① 胸椎・横隔膜の解放——呼吸を深くして副交感神経を優位にする
5月病・6月病への整体アプローチで最も重要なのが「胸椎の可動性回復と横隔膜の解放」です。
アクティベーター・メソッドによって胸椎(T1〜T12)の各椎骨の可動性を精密に回復させ、さらに横隔膜・肋間筋への直接的なリリースを行います。
胸椎の可動性が回復し、横隔膜が動けるようになると、呼吸の深さが即座に改善します。呼吸が深くなると、以下の好循環が始まります。
副交感神経が優位になる→全身の筋緊張が緩む→血流が改善する→脳への酸素・血流が増加する→気分・意欲が回復しやすくなる
施術後に「急に息が深く吸えるようになった」「頭が軽くなった感じがする」という変化を実感される方が非常に多い部位です。5月病・6月病の「体の重さ・頭のもや感」に最も直接的に効くアプローチです。
◆ アプローチ② 頸椎上部・後頭部の調整——自律神経の「スイッチ」を整える
自律神経の乱れに対するアプローチとして、頸椎上部(C1・C2)と後頭骨・後頭部の調整が非常に重要です。
C1・C2(環椎・軸椎)は、迷走神経(副交感神経の主幹)・椎骨動脈(脳幹・小脳・内耳への血流)・上頸神経節(交感神経の重要な中継点)が集中する、自律神経調整の「最重要エリア」です。
5月病・6月病で慢性的なストレスが続くと、このC1・C2周辺が過緊張・可動域制限を起こし、迷走神経・椎骨動脈への圧迫が生じます。これが「なかなか副交感神経に切り替えられない」「いつも緊張しっぱなし」「休んでも疲れが取れない」という状態の構造的な根拠です。
アクティベーター・メソッドによるC1・C2の精密な調整と、後頭骨下筋群(後頭部の深層筋)へのリリースを行うことで、迷走神経の機能が回復し、副交感神経への切り替えがスムーズになります。
「整体後にぐっすり眠れるようになった」「施術後に肩の力が抜けた感じがした」という変化は、このC1・C2調整が迷走神経・副交感神経に作用した結果です。
◆ アプローチ③ 縦巻き横巻きの法則によるうつ姿勢の解放
うつ姿勢の物理的固定化(サイン③)に対して、当院独自の「縦巻き横巻きの法則」に基づいた全身筋膜リリースを行います。
特に5月病・6月病のうつ姿勢に対して重要な部位は以下です。
【縦巻きアプローチ:脊柱の伸展回復】
胸椎後弯(背中の丸まり)を解消するために、脊柱全体の縦方向の伸展を促す縦巻きリリースを行います。背骨が縦方向に動けるようになると、猫背・巻き肩が自然に改善します。
【横巻きアプローチ:肩甲骨・胸郭の回旋回復】
うつ姿勢によって内側に固まった肩甲骨・胸郭の横方向の動きを回復させます。肩甲骨が自由に動けるようになると、巻き肩が解消され、胸が自然に開きます。胸が開くと呼吸が深くなり、さらに自律神経が整う好循環が加速します。
施術後にセルフケアとして縦巻き横巻きのエクササイズをお伝えしますので、日常生活の中でうつ姿勢の再固定化を防ぐことができます。
◆ アプローチ④ 側頭部・咬筋周辺のリリース——頭部の緊張連鎖を断ち切る
サイン②(咬筋・側頭筋の過緊張)に対して、側頭部・後頭部・頸部の筋膜リリースと、咬筋周辺へのアプローチを行います。
側頭筋・咬筋の過緊張が解放されると、側頭部の締め付け感・こめかみの頭痛・後頭部の重さが軽減します。さらにC1・C2への緊張波及が解消されることで、めまい・耳鳴り・睡眠の浅さの改善にもつながります。
「頭痛薬を飲み続けているが根本が変わらない」という方に、頭部・顎・頸椎への統合的アプローチが有効なことが多いです。
■ CHAPTER 06
今日から始める「5月病・6月病を体から回復させる」セルフケア7選
整体でのアプローチと並行して、日常生活でできるセルフケアを実践することで、5月病・6月病からの回復が大幅に加速します。
◆ セルフケア① 「4-7-8呼吸法」で横隔膜を動かす(朝・夜各5分)
4-7-8呼吸法は、副交感神経を最も効率的に活性化させる呼吸技法です。
鼻から4秒かけて吸う→7秒息を止める→口から8秒かけてゆっくり吐く。
これを1回として、朝起きた直後と就寝前に4〜5回繰り返します。横隔膜が大きく動くことで、固まった胸郭がほぐれ、副交感神経が優位になります。「深呼吸が苦手」という方も、この方法なら横隔膜を意識的に動かしやすくなります。
5月病・6月病で「寝つきが悪い・眠りが浅い」という方は、就寝前の4-7-8呼吸法が特に効果的です。
◆ セルフケア② 縦巻き横巻きストレッチ(朝5分)——うつ姿勢の毎朝リセット
起床後すぐの縦巻き横巻きストレッチで、一晩で固まった「うつ姿勢パターン」をリセットします。
【縦巻き】椅子に座り、両腕を頭上に上げながら背骨を上方向に伸ばす。次にゆっくり前屈して背中全体を丸める。5回。
【横巻き】背骨を伸ばしながら右→左とゆっくり体をひねる。左右各5回。
この5分が、一日のスタートの骨格の「基準値」を変えます。5月・6月の毎朝を「うつ姿勢の蓄積」ではなく「姿勢のリセット」から始めることができます。
◆ セルフケア③ 「顎ゆるめ体操」——咬筋・側頭筋の緊張解放
就寝前または入浴中に行う咬筋・側頭筋のセルフリリースです。
両手の親指以外の4本指を側頭部(こめかみよりやや後ろ)に当て、小さな円を描くようにゆっくりほぐします(各10秒)。次に顎の付け根(咬筋)を同様にほぐします(各10秒)。最後に口を大きく開けて「あ・い・う・え・お」と大げさに動かし、顎関節・表情筋をほぐします(5回)。
「頭が締め付けられる感じ」「こめかみの頭痛」がある方は、この体操を毎夜続けることで変化を実感しやすくなります。
◆ セルフケア④ 「胸を開く壁ストレッチ」——うつ姿勢の胸郭を広げる
壁の角(コーナー)に両腕を当て(肘90度・肩の高さ)、体を前方に静かに押し出して胸を広げます。15〜20秒キープ×3回。
この「胸を開くストレッチ」は、うつ姿勢で内側に固まった胸郭・大胸筋・小胸筋の筋膜を解放します。胸が開くと自然に呼吸が深くなり、副交感神経が優位になります。5月病・6月病の「胸が締め付けられる感じ」に特に効果的です。
◆ セルフケア⑤ 「立ち仕事の方向け」——1時間に1回の骨盤・横隔膜リセット
立ち仕事の方は、1時間に1回以下のリセットを行うことで、体への負荷の蓄積を防ぎます。
足を肩幅に開いて均等荷重に立つ→かかとの上げ下げ10回→骨盤を前後にゆっくり揺らす10回→腹式呼吸で深呼吸3回。
特に「腹式呼吸で深呼吸3回」が横隔膜を動かし、立ち仕事中の胸郭圧迫をリセットします。1回30秒の習慣が、5月・6月の立ち仕事による体と心の疲弊を大幅に変えます。
◆ セルフケア⑥ 「座り仕事の方向け」——胸椎モビリゼーション(デスクで30秒)
座り仕事の方は、30分ごとに以下を行うことで、うつ姿勢の慢性化を防ぎます。
椅子に座ったまま、両手を後頭部で組み、肘を開きながら胸を天井に向けてゆっくり反らせます。胸椎(背中の中央)が伸びるところで5秒キープ→元に戻す。5回繰り返します。
これだけで胸椎の後弯(丸まり)がリセットされ、横隔膜への圧迫が解消されます。デスクで目立たずできる「うつ姿勢のリセット習慣」として、5月・6月に特に取り入れていただきたいセルフケアです。
◆ セルフケア⑦ 「日光浴ウォーキング」——セロトニン分泌の自然促進
5月病・6月病の根本にあるセロトニン分泌低下に対する最もシンプルな対策が「日光を浴びながら歩くこと」です。
朝7〜10時の時間帯に15〜30分、屋外を歩きながら太陽光を浴びることで、セロトニンの合成が促進されます。ウォーキングのリズム運動自体もセロトニン分泌を高め、骨格・筋膜の循環改善にもなります。
梅雨の時期で晴れ間が少ない日は、窓越しの光でも効果があります。室内でも、カーテンを開けて自然光の中で縦巻き横巻きストレッチを行うだけで、セロトニン分泌促進に貢献します。
■ CHAPTER 07
「5月病・6月病と体」についてよくある質問
◆ Q1. 5月病・6月病は病院に行くべきですか?整体でも対応できますか?
A. 「気分が沈む・意欲がない」だけでなく、「2週間以上ほとんど気分が晴れない・食欲がまったくない・死にたいという気持ちがある」場合は、心療内科・精神科への受診を優先してください。
整体は「うつ病・適応障害などの精神疾患の治療」はできません。ただし、5月病・6月病に伴う「体のサイン(呼吸の浅さ・姿勢の崩れ・頭痛・肩こり・腰痛)」に対しては、整体が非常に有効なアプローチになります。
心療内科・精神科でのカウンセリング・薬物療法と、整体による体からのアプローチを並行して行うことで、回復が相乗的に加速するケースも多くあります。
◆ Q2. 毎年この時期に体調を崩します。体質なので仕方ないですか?
A. 「毎年の恒例」を繰り返しているのは、体質ではなく「骨格・筋膜のベースコンディションが5月・6月のストレス負荷に耐えられる状態になっていない」からです。
毎年同じ時期に同じ不調が出るということは、体にその時期の「弱点のパターン」が刻まれています。整体で骨格・筋膜・自律神経のベースコンディションを整えておくことで、同じストレス負荷がかかっても体の反応が変わります。「今年はなんか違う。去年より楽だった」という変化を実感していただくことを目標に、一緒に取り組みましょう。
◆ Q3. 5月病・6月病で整体に来るのはおかしいですか?
A. 全くおかしくありません。上尾市のカラダドクター整体院には、毎年この時期に「なんとなく体がおかしい」「病院では異常なしと言われたが辛い」「メンタルの問題かと思っていたが体のケアもしてみようと思って」という方が多くご来院されます。
「心療内科に行くほどではないけど、明らかに体調が悪い」という方にとって、整体は非常に間口の広い選択肢です。体からアプローチすることで、心身の両方に変化が生まれることを実感していただけます。
■ まとめ
「毎年恒例の5月病・6月病」を、今年こそ根本から変える
5月病・6月病は「心だけの問題」ではありません。
・呼吸が浅くなる(胸郭・横隔膜の硬直)
・顎・頭部・頸椎に緊張が広がる(咬筋・側頭筋の過緊張)
・うつ姿勢が骨格・筋膜に固定化される
この3つの体のサインは、放置すれば慢性腰痛・肩こり・頭痛・自律神経の乱れとして年々悪化していきます。逆に、今の時期にしっかり体からアプローチすることで、メンタルの回復も後押しされ、今年の夏を「体も心も軽い状態」で迎えることができます。
上尾市のカラダドクター整体院では、延べ65,000人以上の施術実績をもとに、立ち仕事・座り仕事で体に負担を蓄積している30代・40代・50代の方の「5月病・6月病による体の不調」に、アクティベーター・メソッド・縦巻き横巻きの法則・リンパドレナージュを組み合わせて根本からアプローチします。
「毎年この時期だけ体の調子が悪くなる」
「病院に行っても異常なしと言われるが、明らかに体が重くつらい」
「立ち仕事・座り仕事で体に限界を感じながら、ストレスも重なっている」
そんな方こそ、ぜひ一度カラダドクター整体院にご相談ください。心と体は一体です。体から変えることで、今年の6月は去年と違う季節にしましょう。
■ カラダドクター整体院からのご案内
カラダドクター整体院は、埼玉県上尾市・加須市に2院を構える地域密着型の整体院です。
【当院が選ばれる理由】
✓ 延べ65,000人以上の施術実績を持つ整体師が担当
✓ アクティベーター・メソッド正規認定施術者
✓ 独自理論「縦巻き横巻きの法則」による全身アプローチ
✓ リンパドレナージュ・内臓マニピュレーションにも対応
✓ 痛みを使わない、やさしい施術スタイル
✓ 上尾市・加須市の2院で通いやすい環境
「上尾市で5月病・6月病・自律神経の乱れ・慢性疲労を整体で根本改善したい」——そんな方のご来院を、スタッフ一同お待ちしています。
【ご注意・免責事項】
本コラムは一般的な健康情報の提供を目的としており、医療診断・治療の代替となるものではありません。強いうつ症状・希死念慮・日常生活に支障が出るメンタル不調がある場合は、心療内科・精神科等の医療機関への受診を最優先にしてください。
カラダドクター整体院|上尾市院・加須市院
5月病・6月病・自律神経・慢性疲労・立ち仕事・座り仕事の体の不調はお気軽にご相談ください。


